家づくりでの最初の第一歩である土地探しは、たくさんの方々をみていると、なかなか判断がつきにくく、決断しにくいものであると感じます。とはいえ、お値段がお手頃で、土地の広さもあって、駅にも近くて、色々とお店もあって便利っていうような良い土地はあっという間に売れてしまいます。（そもそも広告が出る前に売れてしまっているケースがほとんどです。）そんな中でも、土地との出会いは運命的なものとも感じますし、運によるところもあり、決断には直感力と瞬発力が必要とも言えると思っています。
私は、お客様から「土地探しからお手伝いして」言われる場合は、ご希望の条件にあう土地も探しつつ、あまり万人受けしないような特殊な土地も視野に入れてお話し致します。不整形や歪といった土地形状や高低差が問題点であれば、建築的な工夫で上手く設計ができますし、土地のデメリットをその場所のメリットに転換できるチャンスと考えています。
また、京都に多いような狭小地や間口の狭い土地、はたまた、狭い間口の旗竿地などのあまり好まれないような敷地は間取り作りには、正直制限が多いのも事実ですが、建築家としては、むしろやりがいを感じると言いましょうか、どう調理してやろうか？と気合いが入ります。
土地にあまり予算をかけれない方や、好きなエリアだけど敷地を購入する前に自分では判断がつきにくい方など、土地の特徴や個性を活かした間取りのご提案をいたしますので、「このような土地どうかな？」という気軽さで、設計事務所を頼ってもらえると嬉しいと思っております。